突貫工事とは短期間で一気に仕上げることを言います。
一般的に突貫工事を行うと、原価が上がり、不経済的になる。
突貫工事をすると、なぜ原価が上がるのか??
┣ 施工期限を守るため、残業などが発生し、残業手当や深夜手当が発生する。
┣ 型枠など、転用可能な材料の転用回数の減少など。
┣ 施工量が急増するため、材料の手配が間に合わず、高価な材料を買わざるを得なくなる。
┣ 1日の作業交代の回数が増えることによる固定費の増加。
┣ 労働者の宿舎手配や、仮設の増設などの費用が増加。
一般的に原価が最もかからない施工速度を経済速度と呼び、経済速度よりも早い速度で施工することを突貫工事と呼びます。
突貫工事は原価があがるだけでなく、残業や深夜の作業などにより、作業者にも心身ともに負担がかかり、事故にもつながることもあるでしょう。そのため、できる限り突貫工事を回避するように計画および作業を行わなければならない。