土木とは何でしょうか?土木施工には土質の調査、盛土、法面、軟弱地盤の改善、コンクリート、河川などたくさんの施工があります。このページでは土木、土木施工について少しでも皆さんに知っていただきたく、基礎的な知識を掲載していきます。是非お役立てください。

労働災害発生率

労働災害発生率とは、度数率と強度率をもちいて算出したもの。

——厚生労働省ホームページより抜粋——
度数率は、100万延べ実労働時間当たりの労働災害による死傷者数をもって、労働災害の頻度を表すものです。ただし、度数率は休業1日以上及び身体の一部又は機能を失う労働災害による死傷者数に限定して算出しています。統計をとった期間中に発生した労働災害による死傷者数を同じ期間中の延べ実労働時間数で割り、それに100万を掛けた数値です。

強度率は、1,000延べ実労働時間当たりの延べ労働損失日数をもって、災害の重さの程度を表したものです。統計をとった期間中に発生した労働災害による延べ労働損失日数を同じ期間中の全労働者の延べ実労働時間数で割り、それに1,000を掛けた数値です。




建設業では、死亡災害のうち、「墜落・転落」によるものが多く、次いで「交通事故(道路)」によるものが多くなっている。

労働災害について、建設業の死傷者数(休業4日以上)は、全産業の約23%を占めています。さらに、死亡者数にいたっては全産業の約30-35を建設業が占めています。
 建設業の死亡事故がよく起こる種類は、
┣ 墜落・転落
┣ 自動車事故
┣ 建設機械による
┣ 道具建具などの飛来、落下
┣ 倒壊
┣ 電気
┣ 土砂崩れ
┣ クレーン等

などとなっています。

・一度に3人以上の死傷者が出た災害を重大災害といいます。

建設業における労働災害発生率は全産業の平均値と比較すると2.5倍という高い数値をしめしています。

労働省では度数率と強度率を労働発生率の計算に用いています。

◆建設現場においての作業者に多く見られる職業性疾病

粉じん障害、高気圧障害、有機溶剤中毒、振動障害 などがあります。