一級土木施工管理技士試験の合格率は? 目次 ┣ 難関?合格率は約30% ┣ 合格基準は? ┣ 難易度は? ┣ 勉強方法は? ┣ 独学で勉強するなら!オススメ通信講座のご紹介。 |
近年の一級土木施工管理技士試験の合格率を表にしました。
1次検定 受験人数 | 1次検定 合格率 | 2次検定 受験人数 | 2次検定 合格率 | |
令和3年(2021年) | 37,726人 | 60.6% | 26,558人 | 36.6% |
令和4年(2022年) | 38,671人 | 54.6% | 24,462人 | 28.7% |
令和5年(2023年) | 32,931人 | 49.5% | - | - |
1次検定は約60%、2次検定は約30%となっています。
1次検定は半分以上の合格率となっていますが、2次検定は3割ほどしか合格しておらずなかなかの難関試験といえるのではないでしょうか。
「2級土木施工管理技士」試験の合格率の合格率も1級と同じくらいの率で、2級も試験準備なしではなかなか合格は難しいのではないか、と思います。2023年の2級土木試験は、1次検定の合格率がかなり下がっており難化しています。
1級土木施工管理技士 1次検定 合格率 | 1級土木施工管理技士 2次検定 合格率 | 2級土木施工管理技士 1次検定 合格率 | 2級土木施工管理技士 2次検定 合格率 | |
令和3年(2021年) | 60.6% | 36.6% | 73.6% | 40.8% |
令和4年(2022年) | 54.6% | 28.7% | 65.3% | 37.9% |
令和5年(2023年) | 49.5% | - | 42.9% | - |
第一次・第二次検定ともに「総得点が60%以上」です。全体の6割以上正答すれば合格となります。
第一次検定に関しては、全体の6割以上正答するだけでなく「施工管理法(応用能力)」に関しても6割以上正答している必要があります。
区分 | 一次検定 出題数 | 二次検定 出題数 |
2級土木施工管理技士 | 全61問中40問選んで解答 (合格ラインは24問以上の正答) | 全9問出題されて7問選んで解答 |
1級土木施工管理技士 | 全96問中65問選んで解答 (合格ラインは39問以上の正答) ※施工管理法(応用能力)で15問中9問以上の正答 | 全11問出題されて7問選んで解答 |
1級土木施工管理技士と2級土木施工管理技士の試験内容を比較すると、出題数が1級の方が多いです。
第一次・第二次検定ともに1級の出題数の方が多いため、出題範囲も広くなっています。難易度として比較した際、1級の方が難しいです。
区分 | 一次検定 試験時間 | 一次検定 解答方式 | 二次検定 試験時間 | 二次検定 解答方式 |
2級土木施工管理技士 | 2時間10分 | 四肢択一式のマークシート方式 | 2時間 | 記述式 |
1級土木施工管理技士 | 午前:2時間30分 午後:2時間 | 四肢択一式のマークシート方式 | 2時間45分 | 記述式 |
一次検定はマークシート方式ですが二次検定の解答形式は記述式です。
二次検定では、実際に自分が携わった工事内容に関して記述する問題も出題されます。
そのため、記述式に慣れていない方・記述が苦手な方にとっては、二次検定の難易度は高いです。
土木施工管理技士に合格するために必要な学習時間は、100〜400時間程度が目安といわれています。(1日2時間勉強して50日~200日)忙しい社会人にとっては、ボリュームのある学習時間ですので、計画的に対策する必要があります。
また、試験は一次検定と二次検定の2種類あり、時期も異なります。(1次検定6月頃、2次検定10月頃)
二次検定は記述式で、一次検のマークシート方式と違った出題形式なので、各試験で本番をイメージして過去問題を解いてみる、などの対策することが大切です。
①過去問題をチェックして、各試験でどのような問題が出題されるのか把握する。
②試験日までのスケジュール調整を行う。
③出題される傾向をとらえ、効率よく勉強する。
などのポイントを押えた勉強方法が大切です。
私は独学(通信講座)で行いました。受験してみる!と覚悟を決めたなら、まず行動し、スケジュールを立てましょう。はっきり言って教材はどこも変わらないかもしれません。資料請求などして、自分が見やすく書かれているかなど、自分に合った(しっくりくる)教材を選べばよいかと思います。
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