土木とは何でしょうか?土木施工には土質の調査、盛土、法面、軟弱地盤の改善、コンクリート、河川などたくさんの施工があります。このページでは土木、土木施工について少しでも皆さんに知っていただきたく、基礎的な知識を掲載していきます。是非お役立てください。

発破作業の安全基準

発破作業の安全基準について

 土木工事において、発破による掘削など発破は広く使われる施工方法です。火薬の取り扱いや、不適切な発破方法・手順により、稀に事故、災害が発生しています。1つの発破作業のミスが人命にかかわるような危険な事故を起こしたり、今後の施工に大きく影響するような災害を起こしてしまう可能性があります。発破を安全に行うために規定された手順、方法、注意事項をしっかり学びましょう。




<火薬類の取り扱い>
発破には火薬を使用します。取扱いに十分な注意が必要です。

┣ 火薬類取扱いについて、火薬類取扱保安責任者及び取扱副保安責任者又は取扱保安責任者を選任し取扱事故防止にあたらせること。
┣ 発破作業は必ず発破技士に行わせる。
┣ 発破作業員には発破作業の危険性、保安の心得について十分に教育する。
┣ 火薬類を収納する容器は、木その他電気不良導体で作った丈夫な構造のものとし、内面には鉄類を表さないこと。
┣ 火薬と雷管は同一の容器に保管しないこと。
┣ 凍結したダイナマイトは火を使ったり、直接高温高熱物に接触させて融解しない。
┣ 落雷の危険がある場合には作業を中止する。
┣ 火薬類の取り扱い場所付近での喫煙は禁止する。
┣ 爆薬、雷管等は、叩いたり、投げ出したり、取り落としたりしない。
┣ 発破場所に持っていく火薬量は、作業に使用する消費見込み量を超えないようにする。

<発破作業について>

「せん孔作業の留意事項」
┣ 前回の発破の不発孔を利用しての削岩または装填をしないこと。
┣ 前回の発破の不発孔や残留薬がないことを確かめたうえでなければせん孔しないこと。
┣ 火薬、爆薬の装填の際は、作業場所付近での喫煙なので火気を厳禁とする。
┣ せん孔へ装填する際の米物は粘土などの引火性のないものとする。
┣ キューレンで穴を掃除した後、木製の込め棒を使い、穴の中に爆薬を装填する。
┣ 装填完了後に火薬類が残った場合は直ちに火薬類取扱所または火工所(保管場所)に返送する。

「発破」
┣ 電気発破の母線は絶縁効力のあるものとする。
┣ 電気発破を行う時には迷走電流がないことを確認すること。
┣ 発破しようとする場所に漏えい電流がある場合には電気発破をしないこと。
┣ 電源については動力線や電燈線を利用しない。

「導火線発破」
┣ 発破時計および捨て導火線を使用すること。
┣ 導火線の長さが1.5M以上であれば連続点火は10発以下。1.5M以下であれば5発以下とする。(0.5M以下であれば連続点火はしてはならない。)

ダイナマイト

「発破時」
発破作業場所にはバリケードや看板などを使い立ち入り禁止を明示し、発破前にはサイレンの合図などで知らせる。

<発破後の注意点>
┣ 発破後切羽を点検し、不発の装薬がある場合には適切な方法を用いて処置すること。
┣ 不発があった場合の確認が困難な場合について、電気雷管を使用しているときはすぐに発破母線を取り外し、その端を短絡させ、5分以上経過してからでなければ装填箇所に接近してはならない。導火線発破では15分以上経過した後とする。