土木とは何でしょうか?土木施工には土質の調査、盛土、法面、軟弱地盤の改善、コンクリート、河川などたくさんの施工があります。このページでは土木、土木施工について少しでも皆さんに知っていただきたく、基礎的な知識を掲載していきます。是非お役立てください。

水中コンクリートについて

水中コンクリートの施工について

水中コンクリートとは、淡水中や海水中で施工されるコンクリートの事で、海洋等の水面下の比較的広い面積を施工するために使用されます。
トレミー管や、コンクリートポンプを使用しての打設が一般的である。
水中あるいは安定溶液中の場所打杭や地下の連続壁にも用いられています。




<水中コンクリートの打設方法>
┣ トレミー管を用いた工法
トレミー管を用いて、トレミー管の先端が常に先に打設したコンクリー中にある状態を保ちながら打設します。

┣ プレパックトコンクリート工法
あらかじめ型枠に特定の粒度を持つ骨材を詰め、その空隙にパイプを挿入し、特殊モルタルを圧入して作るコンクリート。
水と置換しながら空隙にモルタルを充てんします。

┣ コンクリートポンプ工法
コンクリートポンプを使用して、コンクリートを水底に送り込み、水と置換しながら打込みます。

┣ 底開箱工法
底が開く箱や、コンクリート製のバケットを利用してコンクリートを水底へと送り込む打設方法。

水中コンクリートのイメージ

<水中コンクリートの施工についての注意事項>

●トレミー管、コンクリートポンプを用いる一般の水中コンクリートの施工の場合
・水中において材料分離抵抗性の大きいコンクリートを使用する。
⇒単位セメント量を多くする、増粘剤を使用するなどして、粘性の大きいコンクリートを使用する。
┣ 水セメント比は50%以下 ┣ 単位セメント量は370kg/㎥以上 ┣ スランプ値は13~18cm程度 ┣ 細骨材率を大きくする(40〜50%程度)

・コンクリートは静水中に打設する。
・コンクリートが水と触れると品質が低下するため、水に触れないよう、先端が常に打設したコンクリート中にある状態を保つ。
・コンクリートは水中に落下させない。
・打ち込み中はコンクリートを混ぜたりして乱さない。
・水の流速は5cm/秒(3m/分)以下で打ち込む。
・コンクリートの打設面を水平に保ち、所定の高さ もしくは水面に達するまで連続して打ち込む。
・水中不分離性コンクリートの使用(水中不分離性の混和剤を用いて水中での材料分離に対する抵抗性を高めたコンクリート)
┣ 粗骨材の最大寸法は40mm以下 ┣ 空気量は4%以下 ┣ 水中落下の高さは50cm以下 ┣ 水中流動距離は5m以下